技術情報

HIDランプご利用の前に!
高電圧注意!!

HIDランプ システムでは点灯開始の起動時におよそ2万ボルトもの高電圧を発生します。
配線接続が不完全であったり、高圧側のバーナーの配線に傷などがあったりするとその部分で絶縁が不十分となり放電が発生してしまいます。
また場合によっては作業者などの人体や車両搭載の制御機器( ECU )などに対して重大なダメージを与えることとなってしまいます。

セットアップの手順としては、
1.バラスト<==>バーナーの間の高圧配線を確実に接続する。
2.バラストの給電側 (12V側) の配線を必ずあとから接続する。
3.試験点灯や実際の運用を開始する。
試験点灯や設置後の最初の通電の際には特に注意が必要です。

HIDバーナーの定常点灯時のバーナーへの印加電圧は、約85V/ACとなっています。
※ D3/D4タイプのバーナーは、約42V/AC

※ 装着前のバーナー空焼きの必要はございません。

※ 高圧側のバーナー配線は切断したり、一般的な電線を継ぎ足したりしてはいけません。

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HIDバラストの電源給電WIRING-BALLAST

HIDバラストは内部保護のためにプラスマイナスを間違えて接続しても動作しないだけで壊れることはありません。
万が一接続しても動作しない場合にはプラスとマイナスの極性を入れ替えてみてください。

WIRING-BALLAST HIDバラストは起動時に大電流が流れます。 
止むを得ず電源給電の配線を延長する場合には、2sq (AWG #16) などと同等の太い電線をご利用ください。 
細い電線で2m以上の長い距離を引き回すと起動時に点滅を繰り返したり正常に起動できなくなる場合があります。

上記の図に示す配線方法では正常に起動できない場合などは電圧安定化リレーハーネスを別途ご用意のうえバッテリーから電源を供給することで改善されるケースもあります。 WIRING-BALLAST

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リレーレス配線接続

リレーレス・コンバージョン・キットはHIDコンバージョンキットを設置するときに面倒な電源配線をバッテリーから引き回しを行うことなく、純正配線のバルブへの給電線をそのままリレーレス・コンバージョン・キットに接続するだけの簡単な接続で設置を可能にした製品です。
車両側のバルブ給電線をHIDシステムの場合でH4バーナーの場合にはH4-Hi/Loコントローラに接続します。
WIRING-BALLAST

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ウォーニングキャンセラー接続

一部の高級車や高級外車などでは、エンジンスタート時に車両に搭載されているバルブ類の球切れチェックを厳密に行うことがあり、この場合にはHIDコンバージョン・キットなどに換装しているとエラー表示が出てしまうことがあります。
これらの症状を回避するために車両側バルブ給電線とHIDバラストの間にウォーニングキャンセラーを装着すればエラー表示を回避することが出来ます。
WIRING-BALLAST
※ ウォーニングキャンセラーにはプラスマイナスの極性がありますので、間違えて逆極性で接続しないようにご注意ください。 破損の原因となります。

またハイエースなどの一部の車両ではハイビームに切り替えた際に車内のメーターパネル内のハイビームインジケーターが正しく点灯しない不具合が発生する場合があります。
このままでは車検検査基準で不合格となってしまいますのでハイビームインジケータキャンセラーを挿入してこれらの障害を回避することが可能です。


LEDバルブの場合でもその消費電力の少なさからバルブ切れ警告等が点灯してしまうことなどがあります。
この場合にもLEDバルブ用のキャンセラーを挿入すればエラー表示などを回避することができます。

いずれのキャンセラーも掲示させていただいた画像と同じようなイメージで中間に挿入するようなタイプの製品が多く出回っています。

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HIDランプの技術的課題

アフターマーケット用のHIDランプシステムについてはその基準が曖昧であるために多々のトラブルが発生しているようです。

また純正装着などの製品では当たり前の品質基準であるEMCテストなどが行われることなく販売されている製品も多く存在します。
この為に市販品を購入して製品を車両に取り付けるとラジオやテレビにノイズが入るだけでなくややもすれば車両の重要な制御部分にまで影響を与えてしまうような製品も存在します。
とはいえ、まさかブレーキが効かなくなるようなことはありませんが、ABSや車両の挙動制御システムに影響を与えてしまうことが無いとはいえません。
特にバーナーの高圧側配線を延長して利用しているユーザーは十分な注意が必要です。
走行中にHIDランプを点灯したらそのノイズでエアバッグが作動したなんてことにでもなったらシャレになりませんからね。

このような背景から弊社にて取り扱いのHIDランプシステムではEMCテストなどを行った製品のみを販売しており安心してご利用いただけます。

なお、近年の電子機器は車載用も含めて電磁波の影響を受けないようにノイズ耐量やサージ耐量が飛躍的に改善されておりよほど汚い電磁波を垂れ流しで受けても誤動作しないようにイミュニティー試験でしっかりと設計検証が行われてから市場に流通しています。(※大手メーカーの製品の場合)
※中国製の廉価版商品ではこれらの評価試験がまともに行われていないものがたくさんあります。

ですから、ISO9001認定工場で生産された・・・云々などの広告は全く意味がありません。

市販品を選定する上で考慮する項目に動作電圧範囲や動作時の定格電流などの最小限の仕様が明記されている製品をチョイスすることをお勧めします。
これらの最低限の仕様も記載できない製品では何が発生してもおかしくありませんし、まして前述のような安全上の重要な制御機器の誤動作を引き起こされたのではたまったものではありませんね。

故障モードに関しても同じようなことが言えます。
つまり、機器利用中に故障は発生しても良いが、それはその機器の機能が不全になることであり、火災などが発生することなく機能停止してくれればよいのです。
中国製の廉価版商品の中にはヒューズを搭載していない機器や内部ショートによって発火してしまうような機器もありますのでご注意ください。
故障する際にも安全に壊れてくれなければならないのです。

中国製の廉価版商品がEMCテストを行っていない理由は、その試験コストにあります。
中国で行えば、日本国内での試験に比べていくらか安く実施することが出来ると思いますが、試験装置そのものが数千万円〜規模の設備になるためにいくら中国でもそれほど安く実施できるとは考えられません。

実際の製品比較レベルでのお話に戻しましょう。
HIDバラストの起動時の電流は、純正採用のバラストでは10A以上にもなります。
でもこの大電流は起動時のほんの一瞬で1秒にも満たない時間です。

アフタマーケット用のHIDバラストも同じような仕様で製作してしまうとそれまではハロゲンバルブが接続されていた配線にこの大電流が流れることになります。
すると起動時の大電流のために電圧が下がってしまう現象が発生します。
電圧が低下したことによってHIDバラストは起動可能な電圧を下回ることになり起動を停止します。
起動停止により電圧が元の13V台に復旧し再び起動を始めます。
この繰り返しが発生することで点灯開始時にパッパッパと点滅を繰り返すなどの障害が発生する場合があります。
障害を回避するためには、起動電流の小さいバラストに交換するか電圧安定リレーなどを利用してバッテリーから電源配線を引き回さなければなりません。

そのような起動トラブルを解消する為に設計されたバラストがPremiumバラストで最小起動開始電圧は、7.5Vとなっており、起動開始時の電流も約5A程度に抑えて起動トラブルを抑制しています。
起動開始時の電流を抑えることで規定の明るさになるまでの時間は若干長くなりますが2秒もかかりません。
アフターマーケット用に設計されたHIDランプシステム用のバラストとしては最高レベルといえるでしょう。

まとめとして製品選択においては国内大手メーカー製をチョイスすれば上記のような不安要素は無くなるでしょう。
中国製品を選択する際には、自己責任とまでは申しませんが、上記のような設計検証を全く行っていないような製品も多数存在するために価格のみで決定してしまうことは大変危険であることを付け加えておきます。
やはり、安かろう、悪かろうという事実はいつの世も同じですね。

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パワーLEDランプの技術的課題

パワーLEDランプの問題点は大光量を得るために搭載されたLED素子に大電力を供給することで発生した熱をいかに効率よく放出することが可能な設計となっているか否かにつきます。
近年販売される商品が多くなってきておりますが、ヘッドライトやフォグランプ用の純正バルブ換装タイプのLED製品では取付フランジの背面に放熱する為の大きな放熱器やFANモーターを搭載していますね。

長期信頼性の観点から可能であればFANモーターは搭載したくありません。
Philipsが自然空冷でも運用可能な製品を発売しましたが製品寿命が2万時間になっています。
これは何を意味するかというとLED素子のレベルでは4万時間〜5万時間の寿命のLED素子を搭載しながら放熱に余裕がく点灯時のLED素子の温度が高いレベルに高どまりなので寿命時間を犠牲にして何とか運用が可能になったということのようです。
つまり、LED素子の寿命時間とは一般的にLED素子のチップ温度を25℃に規定した場合に4万時間とか5万時間を保証できるわけで、自動車用アフタマーケットの純正バルブ換装用LEDランプに表示された寿命時間ほどでたらめなものはありません。

また、放熱設計がギリギリであってもそのバルブが利用される環境の温度が低ければ問題にならない場合もあります。
つまり、自己発熱がどの位で周囲温度がどの位で合わせてLEDチップの温度が何℃になるという図式なのです。
そのLED素子の温度は製品によって異なりますが、一般的に120℃または150℃を最大値として規定しています。
この温度超えて点灯し続けるとお亡くなりになります。

ですから、夏場やエンジンルームの熱が直接周囲に来るような環境が一番厳しいのです。

一昔前にルームランプが販売され始めた時の事例を紹介しましょう。
何十発搭載とかいって搭載しているLED素子の数量を競っていましたが、それらの製品も夏場に連続点灯するとパワーLEDでは無くても自己発熱と周囲温度の関係によってわりと有名なメーカーの製品でも球切れが続出していましたね。

家庭用の電球型LEDランプも同じですね。
発売当初の製品は半年も経たないうちに球切れが続出していましたね。
これら全て放熱設計が十分でなかったか、または使用可能な周囲温度の条件を明確に提示していなかったことが原因です。

さて次にノイズについてです。
ルームランプなどの小電力のLED製品はその駆動方式が抵抗分圧方式でありノイズが発生する要素がありませんが、
パワーLEDランプでは必ずスイッチングタイプのDC-DCコンバーターが採用されているのでノイズの元になります。
HIDランプの点灯時のノイズほどは発生しないかも知れませんが、それでもそこそこ大きなノイズが発生する機種もありますので注意が必要です。
ラジオやテレビその他の車両の重要な制御システムに悪い影響を与えないと良いのですが・・・。

EMC(ノイズ)について詳しく知りたい方はこちらを参考にどうぞ

LEDランプ製品では放熱設計がきちんと行われているか否かにかかっています。
30Wを超えるパワーで放熱面積のほとんど無い自然空冷製品や80Wなどの誇大広告の製品は必ずすぐに壊れます。
製品広告に記載されている仕様を見極める能力を向上して価格だけにとらわれずにぼったくりの粗悪品をつかまされないようになればそれら粗悪品は市場から淘汰されていきます。

行政も家庭用の製品ばかりでなく自動車用のアフターマーケット商品でも発火/火災に至らないことなどを検証して欲しいものです。

そして上記のようなデタラメな表示が横行することが無いように指導して欲しいと考えています。
※自動車用品でもチャイルドシートや緊急脱出ハンマーなどは評価されていますね。

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7.5V 超低電圧起動の
Premiumバラスト優位性

Premiumバラストの最低起動開始電圧は、7.5Vと一般的な安価なバラストの最低起動開始電圧9.0Vに対して1.5Vのマージンがあります。
この差は実際の車両において点灯開始時にチラついたり不点灯といった不具合が解消されます。
また、Premiumバラストには万が一印加電圧が動作電圧範囲を下回って消灯してしまった場合でも印加電圧が最低起動開始電圧以上に復旧すれば自動的に再度起動開始します。
走行中などに万が一消灯してしまった場合などでもこの再点灯機能によりより安全と安心が得られます。

最低起動開始電圧:7.5V (一般品:9.0V)
動作電圧範囲:6.5V〜18V
起動開始電流:約 5A (一般品:約 10A)
※ 18Vを超える電圧になるとバラスト保護のために自動的に消灯します。
   動作電圧範囲に戻れば自動的に再点灯機能が働きます。

また、起動開始時の電流を約 5A 程度に抑えることにより起動時の不点灯やチラつきも抑えて多種多様な車両への適合性を高めているといえます。
※ 純正採用型のバラストでは起動開始時の起動電流は 10A 以上にもなります。
   これは起動時間を短縮して素早く規定の明るさになることを目的としてそのような仕様になっています。

HIDバラストの高圧側から発生するノイズレベルも市販品の中ではかなり小さく抑えられています。
ラジオやテレビなどの電波利用機器やその他の重要な制御機器などに与える不安も解消されます。
また、一体型タイプであれば高圧配線が外部に露出していないためさらに1クラス上のノイズの少ないクリーンなHIDランプシステムに仕上がっています。

このようにPremiumバラストでは市販品としてはほとんど行われることが無い業務用機器に対する製造検査工程の高温エージングが実施されていることからも他の市販品とは一線を画した高信頼性を有しています。 PREMIUM-BALLAST

最小起動電圧:7.5V/最小動作電圧:6.5V の実力評価ビデオ! ※ 動画ではPremiumバラスト搭載のオールインワンタイプにて評価しています。

最小動作電圧は、仕様6.5Vですが実力は5.8Vまで動作しています。
最大動作電圧は、仕様18Vですが約20Vで内部回路保護のためにシャットダウンし、
その後電圧が19Vまで降下した時点で自動的に再起動しています。
上下の動作電圧範囲共にスペックに対して余裕を持たせてあります。

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RSバーナー 光量 150%

RS (Round Shine) バーナーは従来のバーナーと異なり発光部保護用ガラスチューブの形状を楕円にすることで発光部から発せられた光を保護管内部で反射させること無しに効率良く放出するための画期的なシステムです。RS-BURRNER

従来型のバーナーや純正採用型のバーナーと比べて1.5倍の光量アップが実現します。
対応バーナー形式:H1/H3/H4/H7/H11(H8/H9共用)/HB3/HB4
純正HID搭載車両用の交換バルブとして D2/D4 などの純正交換用バルブも取り揃えております。
バラスト交換などの面倒な作業を行わなくてもバーナー交換のみで確実に明るくなったことを実感していただけるお薦めの逸品です。

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Tips!

当店にて販売中の製品は安くてもすぐに壊れてしまうことがないことを検証しています。
つまり、ただ安いだけのデタラメな設計の製品は取り扱っていません。
このため取り扱っている商品数やバリエーションなどは限られておりますが信頼性を重視したラインナップとなっており、
安心してご利用頂ける製品であると自信を持ってお勧めします。

下記記載の記事をご覧頂ければなぜT-20型やS-25型のバルブ換装型LEDランプを販売していないのかもご理解いただけると思います。

デタラメな表示のパワーLED製品にご注意ください!!
ヘッドライトやフォグランプなどの純正バルブ換装用パワーLED製品ではそれなりの信頼性の製品もちらほらと出回ってきておりますが、ブレーキランプやウィンカーバルブなどのT-20型やS-25型などのバルブ構造では純正バルブと交換して適切な放熱を実現できるような換装用バルブはほとんどありません。

つまり、T-20型LEDバルブで30Wや80Wなどの表示は全てでたらめです。

でたらめなキャッチコピーの一例:
> 過剰な表記の販売店にご注意ください・・・
> 正しい知識で商品を購入しよう!
などの記載しておきながら自らでたらめな誇大広告を行う販売店が存在します。
では、どのようにでたらめなのか以下詳しく説明します。

> 80W LEDバルブ 超高輝度次世代LED
> LEDチップの発光がハロゲン球相当の5Wチップを16個使用しているため、
> 最高出力合算では80Wの表記となりますが、LEDバルブ実質の出力は約12Wになります。
> 80Wのみ表記している商品もすべての商品において同じです。
> 過剰な表記のみの販売店はご注意ください。
> 80W LEDバルブ当社測定値 12.4V×0.95A=11.78W
> 80Wの実質12W級の驚愕な明るさ

と、まあこんな広告ですが、皆さんは上記の説明で何を言わんとしているのか分かりますか?
私にはちっとも理解できません。

お客を騙そうと必死なキャッチコピーですね。
先ず間違っているのは、5WのLED素子を16個搭載したから80Wですと言うのは大きな間違いです。
駆動条件が12Wなのだから12Wのバルブと言えば良いわけです。

例えば、12Vの車両で純正ハロゲンバルブの定格が55Wであるところに100Wのバルブを装着しました。
しかし、その100Wのバルブは24V仕様で12Vでは有りませんでした。
このとき装着された100Wのバルブは定格電圧の24Vではないので大雑把ですが約半分の50Wにしかなりません。
このような状況であるにもかかわらずに、100Wバルブですから明るくなります・・・といっているようなものです。
搭載しているLED素子の定格が80Wであるならば80Wで駆動する設計とすればよいだけですね。
でも、80Wで駆動した時の発熱量は尋常ではありませんから放熱するためにはデスクトップPCのCPUクーラーほどの放熱面積や強制空冷のファンモータなどが必要になります。
およそどのくらいの放熱機構が必要なのかご理解いただけると思います。

それを敢えて80Wと表示したいのは12Wでは暗いと判断されてしまうからでしょうね。
しかし、実際には12Wしか駆動しないわけですから5WのLED素子を使う必要性も無いわけで、
LED素子16個の合計出力が12WなのでLED素子1ヶあたりの駆動条件は0.75Wになります。
・・・ということは、5Wのチップは無駄で、1Wのチップを16ヶ搭載すればコストも安くなるのでは?
全く馬鹿丸出しですね。

家庭用の電球型LEDランプの場合には、60型とか40型という表記になっており、元の白熱電球の消費電力タイプと同じ明るさですということになっていますからこの表示については分かりやすく間違いではありません。

自動車用のアフターマーケットの商品は、商品知識の全くないど素人が販売しているのでこのようなでたらめな表示が蔓延してしまうようですね

また、以前からこの辺りに気が付いていてそれでもなお80Wの表記をしたい販売店では、80W級・・・などという全く意味のわからん表示をしています。
一体何が80W級なのでしょうかね?

ヘッドライトやフォグランプの換装用LEDバルブがやっと使えそうな製品が販売され始めています。
それらの放熱器を見てください。
FANモーターが付いていたり、あるいは自然空冷の場合には銅線の編組線で結構な面積を取れる構造になっていたりしますよね。
しかもそれらバルブの定格は30W〜40Wです。
40Wを冷やすのにこれだけの面積が必要であるにも関わらずに、T-20型やS-25型ではそんな放熱面積は確保できませんから80W発熱に対応できるわけがありません。

ウィンカーとブレーキランプに関しては、バルブ換装型のLED製品としてはまだしばらくまともな製品は出来ないと思いますよ。

上記のでたらめなキャッチコピーでも自ら暴露している通り、T-20バルブ換装型のLEDランプとしては10Wも厳しいというところでしょうね。

いずれにしても■■Wのチップを▲▲個搭載したから合計○○Wというのはでたらめですからご注意を!!

本当に●●Wのバルブというのであれば、駆動時の消費電流/駆動電圧を確認してみてください。
でたらめ表示の販売店はほとんどが消費電流の表示がありませんから・・・。

ついでにもう一つ、LEDのチップメーカーがCREEだろうがPhilipsだろうが、はたまたOSRAMだろうが、いずれのチップメーカーの製品を搭載したところで放熱できないから壊れます。
偽物のチップが搭載されたからどうのこうの以前の放熱設計がまるでだめお君ではなんぼ高性能なLED素子を供給してもすぐに壊れる製品しか組み立てることは出来ません。

ユーザーが知りたいのは、搭載されているLED素子の定格出力がどうか
ではなく実際に駆動されている発光出力がどうなのか?
もっと言えば、実際の明るさ(全光束)はどうなのか?
これを知りたいだけなのにそれをはぐらかしていかにも正しい表記です・・・他店の誤った表記にご注意くださいとは・・・
あきれて開いた口がふさがりません!!

そして、明るさlm(ルーメン)概算値の推測ですが、12Wであるならば
1,000lm(ルーメン)〜1,500lm(ルーメン)になります。

これは一般的なパワーLED素子の発光効率が100lm/W前後であることから推測した値です。

もう一つ面白いキャッチコピーを見つけたので紹介します。
> 当店のLEDバルブは出荷前に3回の点灯試験を実施してから出荷しますので安心してお求めください。

いや、3回やろうが10回やろうが同じでしょ!
冷房の効いた、あるいは冬場ならば暖房ですが、室温25℃前後のところでなんぼテストしてもあまり意味はありませんね。

そして、出荷前に3回も点灯試験を行うのは扱っている製品の信頼性によほど自信がないんでしょうね!!

LEDバルブの長期信頼性を確認したければ周囲温度50℃でも壊れないことを確認してください。
一般の室温でテストしても車両に搭載すれば自ずと40℃〜50℃にはなりますからその温度で壊れなければしばらくの期間は持ちこたえてくれるでしょう。

消費者がもっと賢くなってこれらのデタラメな表記の製品を市場から一掃されることを期待したいものです。

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